2020年のWaffleを振り返る
こんにちは。一般社団法人Waffle のアイヴィーです。
2020年度は自分が想像する以上に飛躍できた1年だったので、振り返りを書いておこうかなと思います。
Waffleを知らない方へ
一般社団法人WaffleはIT分野のジェンダーギャップ を埋めるために、進路選択前の女子中高生向けIT教育と政策提言を実施しています。過去3年間は私が副業で実施してきたものを2019年11月に法人化したばかりで、まだ創業1年の会社です。
2020年の成果
- 日本政府主催「ジャパンSDGsアワード」受賞
- Forbes JAPAN「世界を変える30歳未満30人の日本人」受賞
- 女子中高生1000名以上に機会を提供
が主な成果です。
その他 第五次男女共同参画基本計画へのパブコメでユースの提言を出すという #男女共同参画ってなんですか プロジェクトへの参画や、議員の方々へのロビーイングも実施しています。
スポンサー/パートナー企業もAmazon Web Service、Google、オラクルなどの大手IT企業はじめ、Tech Academyという同業他社など、様々な企業の方と協力することができています。
メディア露出もTBSのDooo!などのテレビ番組から、Forbes、朝日新聞など紙メディア/Webメディアなど沢山取り上げていただきました。
2020年の時系列の思い出
2019年11月も追記しておくと
- お友達の会社である株式会社9課で無料で法人登記だけさせてもらう(笑)
1月
- 日本政府主催の国際女性会議WAW!6thのユース代表として選出
- EDOCODE株式会社さんによる毎月協賛が決定
2月
- 4月にオフラインのイベント実施に向けて準備
- 個人寄付会員募集開始
3月
4月
- 法人化したのに予定していたイベントもなくなり、「法人の箱」しかない状態に
- Co-founder 斎藤が仕事辞めてWaffleにjoin(驚き)
- 助成金3件連続落ちる
- ゼロスタートになったので、自社事業をやろうということで" Waffle Camp"開発開始
5月
- プログラミングスクール" コードクリサリス "受講し、JavaScriptやオンラインスクールの運営方法を学ぶ(Thank you Yanさん!)
6月
- 運が向き始める
- 沢山の助けてくださる方に出会う
- 大手外資系企業からHPなどから問い合わせがきたり
7月
- 女子中高生限定オンライン・コーディングコース "Waffle Camp"ローンチ
- Waffle Campのデザイン/コピーライティングはTBWAのエイミーさんとMariaさんが作成してくださった!
8月
- Waffle Camp初回月で満員の日も!
- 沢山の女性エンジニアの方々にメンターになっていただいた
- キャリアトークも界隈で活躍する女性技術者にご協力いただけた
9月
10月
- Forbes 30 UNDER 30 受賞
- アドバイザー増井さんがチャリティーイベント実施してくれた
- 後半わたしのメンタルが壊れていた
11月
12月
- 日本政府主催"ジャパンSDGsアワード"受賞
- 国際的な女子中高生限定アプリコンテスト&学習プログラム"Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)応募殺到
- サポーター101名も!
資金について:NPOの投資家みたいな存在
この1年、最低限の生活費を賄えていたのは、EDOCODE株式会社さん、そしてsyncableで寄付してくださっているサポーターの方々のおかげです。(これは謙遜ではなく事実)
EDOCODEさんはWaffleの理事であるYanさんからご紹介いただきました。
ミッションである"IT分野のジェンダーギャップ を埋める"しか決まっていない中、
「IT領域のダイバーシティは推進すべきと思っているので、活動全般に協賛金を毎月出します」と資金提供を決めてくださいました。(エンジェル投資家みたい.....泣!)
さらに資金提供だけでなく、毎月定例会を1時間〜1時間半も時間をとってくださり、我々の悩みを聞いてもらったり、事前に事故りそうなことを回避できたり沢山お助けいただきました。
そして事あるリリースを打つたびに「EDOCODEさんのPRに繋がる感じにならないかなあと思ってまして、、」と言っても「いや、我々はWaffleさんを通して露出したいとか思ってなくて、Waffleが上手くいくことだけを願ってます」と。。
そんなEDOCODEさんがエンジニアを募集しているので、ぜひ見てみてください!
そして毎月増えていくサポーターの皆さんが101名になりました。
毎月1000円〜、単発●●円という個人の想いが積み重なって、大きな金額になっています。ほんとにありがとうございます。
1年で色々できた理由:Waffleを動かしてくださった方々のご紹介
データサイエンティストをやめてWaffleにjoinした斎藤明日美ことAsuminがjoinしたのがとっっっってもでかい。
Asuminがexecutionのクオリティーがめちゃくちゃ高く、多方面に考慮しないといけないことに頭が回って危機管理がすごく出来ている。
さらに海外の方とのやり取りも多いので、全てAsuminがやってくれている。
そして、プロボノメンバーがフルタイムの仕事がある中、尽力いただいたおかげなのです。
せっかくなので彼らが手伝ってくれていることをご紹介します!(名前の順で)
Atsukoさん
- 2020年度のTechnovation GirlsのProject Management
- PR
Ayaさん
- 毎日SNSを運営してくれてます
安藤さん
- Waffle Campの開発のアドバイス
- 情報提供
kamiyaさん
- 新卒で忙しい中Waffle Campメンターを勤めてくれています
Kanaさん
- Waffle公式ホームページのブログをコツコツ更新してくれてます
Mikeさん
- 2020年度Technovation Girlsメンター
- 今年はWaffleプロボノとしてメンターのhiring、コードメンター統括なども
Morikumiさん
- 1言うだけで助成金の申請書を書いてくれています
- 議員さんへのアプローチ方法などにも助言
Wakana(インターン)
- アメリカのCS学部在学中
- Waffle Campの講師&プロジェクトマネジメント!
その他にもアドバイザーであるNPO法人みんなのコードの利根川さんや、コードクリサリスCTOのYanさん、風呂グラマーwの増井さん、白川寧々さん、そしてマーケではビタミンゼミのヒロミさん、高梨さんが良いアドバイスをくれています。
感想
この1年は本当にここまで飛躍できるとは思ってもみませんでした。
私たちが毎回リリースするたびに、SNS上で「IT企業に女性が少ない現状が本当に変わる気がする!自分の持ち場で頑張ろう!」というポジティブな声を聞くようになったのがとても嬉しいです。
その他にも同業者からいただいたメッセージでは「Waffleさんの強い想いと推進力に引き寄せられ、色々な場所で良いムーブメントが起きていると思いました。作っていただいたこの流れを受けて、来年は私たちもどんどん活動していきます。」という言葉をいただきました。
私たちがこの1年活動をすることで、他社がジェンダー視点取り入れや、女性向けのプログラミング教育の機会提供が増え始めるキッカケになっていたらとても嬉しいなと思います。
来年度からは少しずつWaffleだけでなく、他の企業がジェンダーギャップ 是正に向けて動けるような仕組みづくりなどを意識していきたいと思います。
▼下記サポータを募集しています!活動の趣旨に共感する方、ぜひサポーターになってください!よろしくお願いします。
https://syncable.biz/associate/555